プログラミング言語で言うコメントとは、注釈のことです。
コメントは、プログラムについての補足的な説明や、メモと考えてください。
プログラムは、時間が経つと、書いた本人でさえわからなくなることがあります。
第三者から見れば、なおさらです。
そこで通常は、プログラマーがプログラムを書く時に、コメントを書き込みます。
コメントがあると、プログラムの保守管理がしやすくなるメリットがあります。
【1】以下のように、コメントを含めてプログラミングします。
ファイル名 sample013.vbs
'変数を明示的に宣言
Option Explicit
'変数を宣言
Dim str
'変数に値を代入
str = "日付:" & Date & vbCr & "時刻:" & Time
'メッセージボックスで変数を表示
MsgBox(str)
*「'」は半角ですので、入力する時は、注意してください。
【2】vbsファイルをダブルクリックして実行します。

これまで通り、ちゃんと動きますね。
コメントがあるおかげで、プログラムの意味が、わかりやすくなったと思います。
【プログラムの解説】
「'」(シングルクォーテーション)の後から、行末までがコメントになります。
「'」の代わりに「Rem」を使うこともできますが、「'」のほうが一般的です。
プログラムの実行時には、コメントは無視されるので、動作に影響はありません。
長いコメントも書けますが、普通は短く、わかりやすく書きます。