そのほとんどは、プログラマーの入力ミスです。
プログラミング初心者に、入力ミスはつきものです。
プログラミング初心者の中には、エラーメッセージが出ると、
あわてて直ぐに消してしまう人がいます。
でもエラーメッセージの中には、問題解決のヒントが書かれています。
答え自体が書かれていることもあります。
プログラミング上達のためには、エラーメッセージを、よく読むことが大切です。
そこで今回は、エラーの表示に慣れましょう。
【1】以下のようにプログラミングします。
ファイル名 sample009.vbs
MsgBox("日付:" & Date & vbCr _
& "時刻:" & Time
)
MsgBoxの「)」閉じカッコを、わざと次の行に書いています。
【2】vbsファイルをダブルクリックして実行します。

エラーが出るはずです。
よく見ると、プログラムの2行目に問題があると書いています。
また「)がありません」とちゃんと教えてくれています。
このように、エラーメッセージは、いろんな情報をプログラマーに教えてくれています。
プログラマーを困らせるために出ているわけではないのです(笑)
今回のように、原因や理由を明確に教えてくれる場合もありますが、そうでない場合もあります。
例えば、前後の行に問題がある場合とか。
それでも、大体の原因の場所を特定する参考にはなります。
エラーメッセージが出たからと言って、慌てて閉じずに、よく読む習慣を身に付けましょう。
それがプログラミング上達の秘訣です。
これはどのプログラミング言語でも言える事です。