プログラムの1行が長くなってきた時に、改行はとても便利なので、ぜひ覚えましょう。
【1】以下のようにプログラミングします。
ファイル名 sample007.vbs
MsgBox("日付:" & Date & vbCr _
& "時刻:" & Time)
今回から図は省略します。
【2】vbsファイルをダブルクリックして実行します。
どうですか?
普通に実行できますよね?

【プログラムの解説】
わかりやすいように、「日付:」と「時刻:」の文字列を加えています。
文字列は、「"」(ダブルクォーテーション)で囲み、&(アンパサンド)で連結することができましたね。
vbCrは、MsgBox内での改行のことです。前回の記事で説明しました。
今回重要なのは、行継続文字「 _」 半角スペースと半角アンダースコア(アンダーバー)の部分です。
*半角スペースも大事なので、お忘れなく!
これにより、本来1行で書くべきプログラムを、複数行に分けて書くことができます。
もちろん2行以上の場合も可能です。
また、キーボードのTabキーでインデントという字下げを行い、見やすくしています。
プログラムに半角の空白スペースがいくつか挿入されているはずです。
インデントは、プログラムの動作に影響することはありません。
無くても大丈夫ですが、プログラムを見やすくするために、加えておいたほうがよいでしょう。
そして、もう一点。
文字列連結の&を、行継続文字「 _」の前に書く場合は、以下のようにプログラミングします。
ファイル名 sample008.vbs
MsgBox("日付:" & Date & vbCr & _
"時刻:" & Time)
これでも同じ結果になるので、試してみてください。